ちょくちょく聞いたりしますが、発達さんは具体的な指示があれば機能する
逆に言えば、具体的に指示しなければ機能しない
半分正解で半分誤解だと思います
正確には発達さん「に」は具体的な指示の有無で機能するか否かが決まる特性の人「も」居るですな
逆に好きにさせてもらった方が力を発揮する特性の人「も」居ます
筆者は最近前者をオペレータータイプ、後者をクリエータータイプと勝手に思っています
そんなの皆そうだろが!って声が聞こえてきそうなので、そう言う時のテンプレ対応をしておきます
「発達さんはその差異が凄い顕著なのだ」
この二つのタイプ、どっちが優れているとかどっちを目指すべきだとかでは無いです
言いたいのは、自分がどっちのタイプか把握して自分と違うタイプも居る事を認識した方が社会を泳ぎやすくなるんじゃないかなって事です
何故か?
発達さんの共通特性として表面にどれくらい出すかや、程度の差はあれど…基本こだわりが強いからです
この二つのタイプがどっかの職場なり組織で同じ一つのパートを受け持ったとします
まあ、揉めますわ
前者は思います
「皆に意見を出してもらって、その通りにやろう」
後者は思います
「よし、ババッとこうしてここをビビッとやって…ああ、脳汁沸く!」
前者は後者のやり方を求められたら負担に感じます
逆に後者に前者のやり方を求めると苦痛に感じます
ベストなのは、皆で意見を出しつつそれを調整していく事かもしれません
でも、両者とも対人調整は基本苦手です
そもそも対人調整がバッチリ出来る人なら、自分がどんなタイプで相手がどんなタイプだろうと上手く調整するので揉めないのです
よって、前者は他者の意見を聞いてその通りにする事で対人調整を必要しなくするのです
後者は自分で考えてその通りにする事で対人調整を必要しなくするのです
そして、上記した通りこだわりが強いです
自分に負担や苦痛が少ない方式が誰にとっても負担や苦痛が少ない絶対正解だと思い込んでお互い「正しいやり方をしない」相手にイライラギスギスするのです
そして、お互い対人調整があまり得意でないので結局はどちらかが「理不尽を感じつつ」我慢する事になるのです
んじゃどーしたらええねん!となりますが、そりゃパートをめいめい分ける事です
オペレータータイプが重宝されるパートがありますし、クリエイタータイプが本領発揮するパートもある訳です
そして、基本的にパート単体では成り立たず複数のパートの成果を集めたのが結果です
両者がお互い摩擦を起こさない位置(異なるパート)で、総合的な結果に寄与する
そうする事で自分がタッチしていない、やっていないパートをしてくれる相手をお互い認め合い、感謝できる訳です
そら人間、自分のやる事を頭から否定しまくる奴にお互い感謝なんぞ出来ないですわ
「お前の不快な物言い、まさにハッタツだな!このアスペ野郎!」
「それはこっちのセリフだ、お前こそがハッタツオブハッタツだ!」
こうなるだけです、正直傍から見てる分には面白いですが自身も当事者である以上、自分が渦中に入る可能性が常にある訳で考えないとですな
皆さんは自分はどっちだと思いますか?