今回のテーマは「他者との付き合い」でした
人は一人では生きれません。一人で畑を耕し漁に出て猟をし食材を確保し、住居を作り衛生的な状態に日々維持をして仕事をして収入を得て…どれか一つが精いっぱいですね!
と言う訳で人が生きるには他者との協力がお互いに必要になってきます
他者との協力をお互い円滑にすすめるにはどう他者と付き合うか?と言うのも大事ですが…時にはそう言った損得を超えた付き合いをする時もあります
ただどちらの場合も相手の事を考えないと、色々支障が発生します。損得の場合は、自分と相手に取って何がメリットとなる状態で、何がデメリットになる状態かを把握する必要が出てきます、お互いのです。こう言う関係の場合、どちらか片方にとってだけメリットがあって、片方には無かったりデメリットだらけだと、そりゃ片方は去っていく事を考えます、当たり前です
そして相手を協力して成果を出す事で自身がメリットを得ている訳で相手が去ればそりゃ成果は出にくくなり、メリットは少なくなります。つまり相手に去られるのはデメリットが大きく避けるべき事です
相手のデメリットを考えるとはそれを避ける為、勿論自分の受けるメリットも考えないと一方的な奉仕になってしまいますね。自身がいかにメリットを得るかと同時に、いかに相手のデメリットを減らすか…この場合大事なのは、相手自身が考えるメリット・デメリット大事と言う事で自分の考える相手のメリット・デメリットでは無いと言う事
自分が相手に良かれ(メリットある)と思った行為でも余計な事だと相手が思ったり、要らん事だと考えた場合、相手自身はその事にメリットがあると考えていないと言う事になってしまいます。そして、自分にメリットを感じない行為をされた上でその事に感謝を求められたりしたらむしろ、この相手と協力する事自体をデメリットと考えてしまうかも知れません。これは損得を超えた付き合い、プライベートな付き合いにおいてもそうですね
「相手がして欲しい事」と「自分が相手にしてあげたい事」はかなり違う事があります
えてして人と揉める際は、この溝に気付かない事が多いみたいに思えます
一般に発達障害者は空気が読めない!と言われてます、これは自分の言動が相手や周りに与える影響を想像するのが困難である、あるいは想像が正解である頻度が低い、想像精度が低いと言う事なのかなと思ったりです
今回のテーマに照らし合わせると「自分が相手にしてあげたい事」が実際相手にどういう影響を与えるかを正確に想像するのが困難であり、どんな行動が相手にとってメリットがあると相手が考えている行動なのか正解を出すのが難しいと言った事ですね
発達特性についての対処法は人によって考えが様々です
頑張って克服(症状を軽く)すべきとの人も居れば、特性は特性なのだから仕方ないと言う人も居ます、どっちも一長一短ですが…今回のテーマの場合はある程度仕方ないです…が!
問題はそれを自覚してるかどうかです
自分にそんな特性があると自覚している場合「自分が相手にしてあげた相手にメリットあると考えた行為」で相手の反応が微妙だったりむしろ不快そうな場合、自分の特性で相手の求める行為を読み違えたのだと分かります
やっちまった!まあ、次はもちっと考えるか!でおしまいです、失敗を糧にパターン化するのも良いかもです
これが自覚なかった場合は…
相手の反応が微妙だったりした場合、お前にメリットある行為をしたのに何故素直に感謝しないのか!誰の為にやってやったと思ってるんだ!となっちゃいます。
基本、人はして欲しい事をされたら喜びます
つまり喜ばないのは、して欲しい事では無かったからです
後、本当に純粋に相手の為だけにやっているのであれば相手の反応なんかどうでも良いはずです、やってあげた時点で満足です
相手の反応が微妙だから怒る場合は、相手に自分の求める反応を得られなかったからですね、つまり相手に感謝されたい自分の為にやっている訳です。
それが悪い事だとは思いません、ただしそれは自分の為にやっていると言う自覚は必要かなと思います
…まあ、逆に言えば何かされる側も何を求めてるか常にハッキリ主張しておけば、求めていないモノを提供され感謝を求められる事も減るかもしれません
某アニメのOP曲の歌詞にある「欲しいモノは欲しいと言え!」と言うのは欲しいモノをハッキリさせる事で欲しく無いモノを押し付けられる事を防ぐ意味もあるのかもしれません
次回ギラリムーンは11月はお休みで12月28日(土)19時~です!
場所も堺東から、JR堺市駅もよりの「サンスクエア堺」に変更になっています