話せば分かる
世の中、話せば分かるのに話さないから争いが起こると言うのが定説の様です
でも最近、これに疑問を持つ様になりました
話せば分かるのに話さないから争いが起こるのでなく、話してもお互い相容れないと言う事を受け入れようとしないから諍いが起こるのでは無かろうかと思い始めています
そもそも皆、話し合います
聴覚障害があって口話が厳しくても、口話以外のコミニケーションを取るだけの話です
手話もそうだし、筆談…今なら紙にペン以外でもスマホやタブレットを用いてline等を使えば筆談はより身近になったと言えます
ぶっちゃけ、聴覚当事者や、聴覚当事者とコミニケーション取りたい人は無理に時間かけて手話覚えるよりスマホやタブレットの使い方覚えた方がよっぽどお互いに負担が少なく色々スムーズだと自分は思っています
合理的配慮とは「お互い」相手にかける負担を抑える事をお互い考える事だと思っております…まあ、それはさておき
話すと言う事は、相手に自分の考えを伝え理解して納得し受け入れてもらおうとする行為です、つまり話せば分かるは相手が理解し納得し受け入れてくれるまで終わらないのです
そこには相手の理解したくない、納得しない、受け入れたくない、そもそも聞きたくねーよ!と言う気持ちはガン無視です
そして、自分のそう言った気持ちをガン無視して来る人と交流なんぞしたくないのが人情であります
話し合って分かりあう仲になるには、まずお互い相手と話し合いたいと思う事が必要な訳です
その為にはまず話すのです(笑)この矛盾が人間の面倒臭い所ですな
話をして合わないと思ったら、無理にそれ以上お互い話さないと言う選択肢を頭に入れるだけでOKです
勿論、もうちょっと話してみようとするのもOKです
でも、それはお互い自分が思って自分が相手の話を聞のがOKなだけ
相手にもっと話し合えば分かる!もっと話そうと強いられるのはNGかなと…
分かりやすいのが恋愛関係ですよね
気になる人が居たとして、運よく自分をアピールするチャンスが来たとします
頑張ってアピールしたら良いと思います
アピールが相手に受け入れられたらラッキーです、良かったですな!
で、受け入れられなかったらです
アピールが足りないのだ!もっともっともっともっと話して己をアピールし、自分の良さを理解して貰えば、俺と恋仲になるのも納得してくれるはずだ!俺を受け入れてくれるはずだ!……いあ、これストーカーですやん
話して分かってもらえたらラッキーです、分かってくれた相手に感謝です
話して分かって貰えない場合、お互い相容れない存在だと言う事を貴方が理解し、納得し受け入れないとです
理解し納得できない?受け入れたくない?
そーゆー事です
自分が出来ない事を人に求めちゃ駄目です
自分が理解して納得し受け入れて欲しければ、まず自分が理解して納得し受け入れる事ですな
相手が自分の話を理解するか納得するか受け入れるかは相手が決める事
自分がすべき事は相手の自主的な決断を尊重し、理解し、受け入れる事です
自分のアピールが受け入れられなかったら、自分が魅力だと思ってる要素を相手は魅力だと思ってない事を受け入れる事ですな
アピールタイムをくれた事を感謝しつつ、相手の判断を受け入れて話し合って自己の魅力を押し付ける事は控えた方がお互いの為ですな
理解しろと執拗に話せば分かるは争いの元
相手を尊重し放せば解ります