自己肯定とはその名の通り、自分を肯定する事であります
誰が?自分が自分をである
自己肯定の真逆で自己否定まっしぐらな人は居る
自分なんか役に立たない、何の価値も無い、存在自体が迷惑である等々
これらを叫ぶ人に
「そんな事は無い、貴方には価値がある、貴方の存在は必要だ」
とついつい言いたくなります
自分もなります、むしろ言っちゃます
それは別に悪い事では全くないと思う
ただ、それは他人が(相手にとって)他人を肯定する他己肯定であってどこにも自己肯定が無いのです
むしろ、そう言う人に伝えるのは自己肯定の得方なのかも知れません
よく言うあれです
飢えて衰弱し野垂れ死にしそうな人が居たらどうするか?
魚を与えるのは一時的な効果しかない、釣り方を教えるべきって奴
自己肯定もまた然り、他者による他己肯定は常に肯定してくれる他者が居る事が前提になってしまいます
と思っているかどうか知りませんが…
さかいハッタツ友の会代表石橋さんのブログ で自己肯定の得方について書いてますね
この先は上記でリンク貼ったブログ参照の上、読んだ方が良いかも
・発達障害の本を3冊読む
専門書、当事者の体験談的な書、当事者に関わってる人の体験談的な書
この三冊が良いかも(言うまでもありませんが、3冊以上読むに越した事は無いです)
発達当事者が自己否定まっしぐらになる最大の要因と言えばやはり、対人関係でやらかしまくる…正確に言うとですな
自分がいつやらかしてるのかさっぱり分らんのに、気付いたら避けられたり嫌がられたりする所です
やはり自分を知る事は重要です
発達当事者の特性について理解して、その上でどう対処するか考える
当事者の特性は当事者の数だけある位様々でまあ…一冊二冊じゃ自分とピタリとあてはまるタイプは見つからないかもしれません
この段階で学ぶのは基礎と発達特性と言うものの考え方ですね
発達当事者には発達特性があり、発達当事者でない人は発達特性が無い(薄い)事をしる
「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」って奴ですね
自身の特性を知った上で、それが対人に及ぼす影響を考え…どうするか決める
そう自分で決めるのです、正解は無いのです
「折り合いをつける、自分のやり方でごり押しする、etc」
色々ありますが、自分を知らないとどうするか決めれないですね
自分を知り、知りえた自分を認め受け入れる…それが自己肯定なのだと思います
ちなみにここで「人とコミニケーションを取りたいのであって戦をしたいのではない」
と思った貴方はASD傾向がありますぞ!(汗)
・近所の自助グループに参加する
自助会のスタイルは10会10色
ただ、どの会もその気になれば何がしら学べるものがあります
例え、その自助会が謳ってる物と違う学びを得たとしても良いのです
自分に取ってプラスになるヒント的な何かを得れば勝ちです
また他の当事者に触れる事で、自分以外にも当事者が居る事をリアルで感じます
その中には自分と同じタイプの当事者も居れば、全く違うタイプの当事者も居ます
他の当事者を見る事で発達特性が対人交流に与える影響と言う物を客観的に観察する事が出来ます
これは自分も同じ事で自分も他の当事者からそう観察されたりする訳です
自分は他者を観察し、他者の言動をフィードバックして自分のこれからの対人交流に活かす
教材となってくれた相手には感謝!
他者はあなたを観察し、あなたの言動をフィードバックして相手がこれからの対人交流に活かす
教材となってくれたあなたに感謝しているはずです
他の当事者があなたの教材となる同時に、あなたが他の当事者の教材となる
そして、そこにはお互いへの感謝がある
他者から学ぶ自分、他者へ感謝する自分へとなっていけば、それは間違いなく自己肯定に繋がります
自分も他人も肯定できる…ただし、他者がどんな人間でも肯定しないといけない訳では無いとも思います
相手を肯定できない自分を受け入れる事も、また自己肯定ですしね
そういえば自分も自助会参加してると皆にジロジロ見られてる気がします…
・自分のできること、できないことを、出来るだけたくさん紙に書き出す
この出来る事と言うのはあくまで「自分のできる事」であって「他人にはできない自分だけができる事」では無いっぽいです
8時には起きれるとか
待ち合わせにはいつも早く行ってしまうが遅れずに行けるとか
毎日(病気時等以外)入浴しているとか
パソコンで文章が打てるとか
椎茸を食用にした奴を心底恨んでおり、可能な限り食べたくないが出されたら目に涙を溜めて食べる事が出来るとか
ときめきメモリアルを全キャラクリアした事があるとか
その上、全キャラの電話番号を言えるとか
(ちなみに自分は紐緒さんしか覚えてません、確か…△△△○○×○)
出来ない事もまた然り、あくまで「自分が苦手な事」であって「他人には出来るが自分には出来ない事」では無いっぽいです
日付が変わるまでに眠れないとか
地図を見ながら歩いても目的地にたどり着かないとか
駅から○分と書いてるが○分以内にたどり着いた事は無い、むしろ○時間かかるとか
一人カラオケしてみたいが、できないとか
一人でプリキュア映画版を見たいが、いけないとか…
自己肯定がしやすい状態、自己否定に走りやすい状態を知る…と言った事かもです
究極的には何もできない自分を認め受け入れ肯定するのが、自己肯定
どんな状態であろうと自分が生きて存在していると言う事を肯定する…ですが、いきなりは難しいと思います
自分もそこまでの境地には遥か遠くに居ると思います
そういきなりは難しいのです
最初の飢えて倒れてる人の例もそうです
そんな衰弱した人にいきなり釣り竿渡しても無意味です
まず、とりあえず魚食わして体力回復してから次のステップが正解かなと思います
ちなみに自分は魚より肉が好きです